一般的に余り語られる事はありませんが、実はカンパチという魚、養殖魚の中でも非常に手間のかかる魚種と言われています。
その理由は体表やエラに寄生虫が多くつくため、頻繁に駆除作業が必要だからです。勿論、この寄生虫、人体には全くの無害ですが、カンパチにとっては大敵です。駆除しなければ、カンパチが傷つき、そこから病原体が侵入してしまいます。手遅れになる前に必ず対処しなければいけません。
そのためには、時化やどのような状況でもカンパチの命を守るため、我々は結束して沖に向かいます。
マルエイ水産の信条である「八誓(はっせい)」は、日本古来の良き武士道を見習い、より高い集合意識のために存在します。